Webサイト制作で無料コンペ・相見積もりが無意味な理由について解説

2021年12月1日 2021年12月30日

Webサイトを制作する際に比較検討する手段としてコンペや相見積もりを検討している方もいるかと思います。しかし、Webサイト制作においては無料のコンペや相見積もりはほとんど意味がありません。Webサイト制作において無料コンペ・相見積もりはなぜ無意味なのかを解説します。

  1. Webサイト制作は料金のみの比較では決められないため
  2. クライアントやタイミングによってニーズは異なるため
  3. 無料のコンペを勝ち取るための提案は無駄が多いため
  4. 有料のコンペ、コンサルティングなら意味はある場合が多い
  5. 相見積もりはクライアント側でRFPなどの準備をできる場合しか機能しない
  6. Webサイト制作で無料コンペ・相見積もりが無意味な理由まとめ

1.Webサイト制作は料金のみの比較では決められないため

Webサイト制作は料金のみの比較では決められないため

Webサイトという製品の特徴として汎用品とは違い1社1社オーダーメイドで作るという特徴があります。例えば見積もりの金額がA社は1ページで1万円、B社は10ページで30万円の場合どちらの提案が良いのでしょうか。料金だけを比較するとA社が安いですが、1ページのみの制作とページ数は少ないです。一方、B社の金額は高いですが、10ページというボリュームでの提案となっています。B社は見積もり依頼の段階で10ページは必要と判断したかもしれませんし、A社は逆に1ページのみで要望を叶えられると判断したのかもしれません。

このようにオーダーメイドで制作するWebサイトは金額だけでは決められるわけではなく、クライアントの要望次第で提案内容は変わるため一概に無料コンペ・相見積もりで料金のみを比較して決めることは不可能に近いです。

2.クライアントやタイミングによってニーズは異なるため

クライアントやタイミングによってニーズは異なるため

クライアントにとって本当に有効な施策というものは、 クライアントの会社によって違いますし事業のタイミングによっても異なります。

例えば起業したてのスモールビジネスの会社の場合、いきなり何百万円も掛けて大規模なWebサイトを作るよりも、まずは簡易的なWebサイトを制作する方がコストもリスクも低くなります。そしてある程度会社が軌道に乗ってきたタイミングで、 Webからの集客を行えるようにページ数を増やしSEO対策をしっかりと行うことも検討した方がいいかもしれません。一方、認知度が重要な会社のWebサイトの場合、最初の段階で本格的なSEO対策も意識をした上で設計・制作ををした方が効果的な場合もあります。

このように、クライアントのビジネスや事業のタイミングによって求められるニーズは異なります。無料のコンペや相見積もりの場合クライアントの状況を理解した上で提案をする場合はほとんどないため、コンペをしても見当違いな提案をされることも大いにあり得ます。

3.無料のコンペを勝ち取るための提案は無駄が多いため

無料のコンペを勝ち取るための提案は無駄が多いため

コンペの場合、各社ともクライアントから案件を受注するために必死で提案を考えます。普通のWebサイトを作りますと提案をするだけでは他社に案件を奪われてしまうので、多くの場合で各社が特徴的な提案をして他社と差別化を図ろうとします。例えばA社は「You Tubeの動画撮影が得意です」B社は「Instagramに映える写真撮影が得意です」 C社は「社長へのインタビューが得意です」等々、 色々なアイディアでクライアントに提案をしてきます。

しかし本当にWebサイトを制作する上で意味がある提案なのかと考えると疑問点が多くあります。これらの面白そうに見える提案は確実に制作コストに上乗せされます。また、本来は顧客視点に立ち顧客の課題解決につながるような提案をクライアントは望んでいるはずです。そのため無料のコンペで行われるレベルの提案はあまり真に受けない方が良いと言えます。

4.有料のコンペ、コンサルティングなら意味がある場合が多い

有料のコンペ、コンサルティングなら意味がある場合が多い

一方、業務分析や競合のWebサイト調査などのクライアントの戦略的なレベルで問題点や課題を洗い出した上での提案なら意味はあると言えます。このような業務分析や競合調査などは無料で行えるレベルの作業量や内容ではないため必然的に有料のコンペ、もしくは有料のコンサルティングになる場合がほとんどです。

現在の業務やビジネスの問題点を洗い出し問題点等を把握した上でWebサイトを制作することには意味があります。 しかし無料レベルのコンペや相見積もりではそこまでの成果は期待できず、結局のところ意味のない提案になりがちです。

5.相見積もりはクライアント側でRFPなどの準備をできる場合しか機能しない

相見積もりはクライアント側でRFPなどの準備をできる場合しか機能しない

相見積もりの場合は、RFPと言われる提案依頼書を社内で作成をしWebサイトで実現したい要望や目的、自社の業務内容や顧客層などを詳細に記載でき、後は実際に制作(デザインやコーディング)をするだけという状態でないとほとんど機能しないと言えます。

しかしRFPを出し複数業者に相見積もりをする場合は、優良な制作会社ほど撤退をする可能性が高いです。なぜなら相見積もりを取る時点で料金の値下げ圧力が高いため、わざわざ単価の低くなりがちな仕事を取りに行こうとは思わないと優良な業者は考えるからです。もし相見積もりをする場合は社内でも制作はできるけど、時間や人手が足りないため制作の工程だけ請け負ってもらいたい、という場合のみ相見積もりを行ってもいいと言えます。

6.Webサイト制作で無料コンペ・相見積もりが無意味な理由まとめ

Webサイト制作で無料コンペ・相見積もりが無意味な理由まとめ

Webサイト制作における無料コンペ・相見積もりがほとんど機能しない理由について解説しました。Webサイト制作においてはあまり効果的ではないということを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

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