ホームページの目的・役割とは?

ホームページ(Webサイト)の制作を行う際、まずは役割と目的を明確にすることが大切です。当記事ではWebサイトの役割と目的について具体例を挙げながら解説していきます。
1.Webサイトの役割とは

Webサイトを制作するにまずはWebサイトの役割を理解することが重要です。一言Webサイトと言っても様々な種類があり役割も異なります。
会社案内としての役割
Webサイトを通じてお客様の会社の案内やサービスの紹介を行うことが会社案内としてのWebサイトの役割です。主に取引先や金融機関、お客様など不特定多数の人に閲覧してもらえるように会社情報やサービスの情報、お問い合わせフォームを設置しインターネット上での名刺としての役割を果たします。
広報としての役割
社内もしくは社外の人向けに会社の情報や新サービスの情報、IR情報などを発表し、広報としての役割を担います。 また情報発信はブランディングの役割も果たします。
営業資料としての役割
Webサイトを見たお客様がお問い合わせや資料請求を行えるように商品・サービスのセールスポイントや料金表を記載することで、見込み客の集客を行う営業としての役割を果たします。
人材確保の役割
Webサイトに採用情報や待遇などを記載し、リクルートを行うための役割もあります。 採用担当者や企業トップからのメッセージ、選考フローなど詳細に記載することで、 Webサイトが人材確保のための1次窓口の役割を果たします。
販売としての役割
ECサイトと呼ばれるオンラインストアの機能をつけることでWebサイトから商品の受注を行うことができ、店舗の代わりに販売を行うことが期待できます。
カスタマーサポートとしての役割
既存顧客、またはこれから商品購入を行おうとしているお客様に対して、よくある質問やお問い合わせ窓口を設置することで、 カスタマーサポートとしての役割も期待できます。
メディアとしての役割
オウンドメディアと呼ばれる自社のノウハウや情報を発信しユーザーにとって有益な情報を提供するための役割がメディアとしての役割です。ノウハウや情報を発信していくことで新たな顧客ニーズを開拓することを目指します。
このようにWebサイトと一言で言っても様々な役割があります。
2.Webサイトの目的とは

Webサイトの目的によって制作の期間や制作費用は大きく異なります。そのためWebサイト導入によって自社は何をしたいかという目的を明確にすることが重要です。
インターネット上での名刺としての目的
もっともオーソドックスな目的として初対面の人に会社のことを知ってもらうための名刺としての目的があります。Webサイトの内容としては、会社名、代表者、所在地、連絡先、事業内容などを記載します。
カタログとしての目的
商品やサービスをWebサイトに記載しお客様への説明に使うことや営業ツールとしてカタログのような目的です。 汎用品を扱っている会社や価格が決まっている会社ではカタログとしての目的でWebサイトを作り込んでいく場合が多いです。
集客のための目的
お問い合わせの電話が来る、資料請求依頼がある、商品を購入してもらうなど、 直接売上に繋がるように集客をすることを目的とする場合です。 Webマーケティングなどの手法を駆使し見込み客発掘から集客までを狙います。
リスト獲得のための目的
メールマガジンへの登録や資料の送付など見込み客獲得のための顧客リストを獲得する目的でWebサイトを設計するというものもあります。お役立ち情報やノウハウ提供の代わりにメールアドレスを登録してもらう導線を作る手法などがあります。
人材確保としての目的
社員採用を目的とした採用専門のWebサイトを制作することもございます。 転職者や求職者を対象としたリクルートに特化したWebサイトです。
Webサイトの目的も様々ありお客様毎に目的は異なります。
3.自社のWebサイトの役割と目的を考えてみる

前述の通りWebサイトには様々な役割・目的があるため、 まずは自社の課題やWebサイトを導入して何をしたいかということを社内で検討すると良いでしょう。また社内でWebサイトの役割や目的を上手く洗い出せない場合は外部の制作会社に企画段階から参画してもらい、ディスカッションを重ねながら要件を洗い出してもらうことも効果的です。
4.Webサイトの目的とは?まとめ

Webサイトの役割と目的について解説しました。 重要なことは1社1社Webサイトに求めるべき役割と目的は異なるということです。 まずは自社の現状の課題を洗い出し、Webサイトで何を解決したいかということを明確化させましょう。