ホームページの料金比較サイト・一括見積もりサイトについて

最近はWebサイト制作の料金比較サイトというものが多く見受けられるようになりました。一見便利に思える比較サイトですが、実は使いこなすのは意外と難しいです。今回はWebサイト制作の料金比較サイト(一括見積もりサイト)の仕組みについて解説します。
1.中間マージンが発生しコストは上乗せされる

最近ではWebサイト制作の料金比較サイト、または一括見積もりサイトというものが多く見られるようになりました。一見これらのサービスはWebサイト制作会社を探すときに、一度に複数社から見積もりが取れるので便利に感じるかもしれません。しかし活用にあたっては注意点もあります。
料金比較サイトの仕組みとしては、Webサイト制作会社が料金比較サイトに広告費を支払っている場合か、もしくは仲介成立時に料金を支払い成り立っています。料金体系はそれぞれの比較サイトで異なりますが一般的には数100万円から制作費の30%などを支払うケースが多いです。
料金比較サイトを経由して制作会社と契約をすると、中間マージンの分コストが掛かるため、コスト分をホームページ制作の価格に転嫁をしている業者も中にはいるため注意が必要です。
2.価格でしか勝負できない業者が多く集まる

本当に意味のあるWebサイトを作る場合には、お客様の業務内容・競合他社の活動・企業理念・活動方針などを調査確認し、1社1社フルオーダーメイドで作る必要があります。そして良いWebサイトを作るためには、制作前・制作中・制作後の全てのプロセスにおいてお客様と密に連携を取りニーズを汲み取りながら提案をしていく必要があります。
しかし、料金比較サイトを使う場合は基本的に最安値の価格を提示した業者が受注をする場合が多いです。そのため、提案力や企画力などで付加価値をつけられる業者よりも、価格が安いだけの業者も多く集まります。一括見積もりサイトではこのような業者が多くいるということは頭に入れておいた方が良いでしょう。
3.信頼性が疑問視される場合も多い

料金比較サイトや一括見積もりサイトは、サイトオーナーの自己判断でサービスの評価を操作できてしまう場合もあります。例えば掲載料を多く支払っている制作業者をランキングの上位に表示している比較サイトも中にはあります。ランキングの中身がブラックボックス化されていて信頼性が疑問視される場合も多いため、活用をする際には注意が必要です。
4.ホームページの料金比較サイト・一括見積もりサイトの裏話まとめ

以上が料金比較サイトや一括見積りサイトの仕組みとなります。利用する場合は、仕組みを理解した上で上手に活用していきましょう。