ホームページ制作会社の選び方9つのポイント

企業のWebサイト(ホームページ)導入を検討するとき、 Webサイトを自社で制作するのではなく制作会社に依頼をするという選択を取る企業も多いと思います。当記事ではWebサイト制作を依頼する際の制作会社の選び方のポイントをわかりやすく解説します。
- 納品後も定期的にフォローをしてくれること
- 社員数が多い規模の大きい会社を避けること
- デザイン性をアピールする会社を避けること
- Webサイト制作会社のサイトが充実していること
- 代表者や担当者の顔がWebサイトに載っていること
- 訪問しての打ち合わせが可能なこと
- Webサイトだけではなくデザイン業務もできること
- Googleマイビジネスの導入やSNS導入などの提案も行ってくれること
- 熱意を持って向き合ってくれる会社であること
- ホームページ制作会社の選び方とは?まとめ
1.納品後も定期的にフォローをしてくれること

Webサイトという製品は何年もインターネット上で公開される寿命の長い製品です。同じく寿命の長い製品として自動車が挙げられますが、自動車には定期的に車検がありメンテナンスを行い安全性を確保しています。同様にWebサイトも自動車と同じく定期的にメンテナンスを行うことがWebサイトを陳腐化させないためにも重要であり、制作後も定期的にフォローアップをしてくれる制作会社を選ぶことが重要です。
またサポートがしっかりとしている制作会社を選ぶということもWebサイト運営を行う上では大切です。コンテンツの修正、料金表の改定、消費税の改定など様々な場面でWebサイトは更新されていきます。そのようなときに迅速に対応してくれる制作会社がお客様のパートナーとしては相応しいでしょう。
2.社員数が多い規模の大きい会社を避けること

Webサイトの制作とは1社1社ハンドメイドで作るオリジナル品であるため、制作会社の規模と制作物の質にはほとんど関係がありません。
むしろ社員数の多い会社では、営業、マネージャー、デザイナー、コーダー、 など様々な人がいて役割分担をしていますが、新入社員に作業を指せる場合もあり実力もピンきりというのが実態です。さらに様々な販管費も上乗せされているためコストも高くなりがちです。
大企業で大手の社員数の多い会社に発注をしないといけないような場合を除いて、Webサイト制作を依頼する場合はむしろ社員数が少ない規模の小さい会社に依頼をした方がむしろ品質は安定し、コストパフォーマンもよく納得できるWebサイトに仕上がる場合も多いです。
3.デザイン性をアピールする会社を避けること

Webサイト制作会社でデザイン性のアピールをしている業者が増えてきていますが、 デザイン性をアピールしている業者さんは避けたほうが良いでしょう。 理由としては、Webサイトはアート(芸術)ではなく情報を伝えるための手段であり、売上への貢献やお問い合わせの増加、顧客満足度の向上などの目的のために存在するからです。お客様が使いにくい、奇抜なデザインのWebサイトならむしろ逆効果になります。
特殊なケースを除いてWebサイトは使い勝手重視のデザインで制作をすることを念頭に置き、奇抜なデザインにならないように制作会社を選んでいくことが大事です。
4.制作会社のWebサイトが充実していること

Webサイト制作会社に依頼する際には、まずは検討している制作会社のWebサイトの内容が充実しているかは確認しましょう。
制作会社のWebサイトの内容が充分でない場合、依頼をするお客様のWebサイトも不十分な内容になりかねません。 自社のWebサイトを充実させることができない制作会社がお客様を満足させることが出来るコンテンツを作成することは難しいでしょう。
また、制作会社のWebサイトが充実していない場合、その会社はサポート体制が不十分な可能性が大いにありえます。 Webサイトは制作後の運用が非常に重要です。例えばセキュリティ対策やSEO対策など納品後の方が制作会社の仕事が多くなりますが、 制作会社の自身のWebサイトですら更新できないようでは大切なお客様のWebサイトを、 更新・管理はほとんどできていないケースがほとんどです。
特にスマートフォンからの閲覧時に拡大しないと閲覧できないようなWebサイト制作会社への依頼は絶対に避けるべきです。今の時代はスマートフォンなどのモバイル端末からの閲覧の方が多い時代であるため、真っ先に取り組まなければいけないことの一つでもあるスマートフォン対応すらできていないような制作業者は選択肢から外したほうが懸命です。
5.代表者や担当者の顔がWebサイトに載っていること

Webサイト制作会社を選ぶ際に重要なこととして制作会社のWebサイトに代表者または担当者の顔がWebサイトに掲載されていることもチェックポイントです。
Webサイト制作会社は全国に多く存在しますが、中には悪質な業者も少なくありません。そのような悪質な業者は数年以内に廃業することを前提に悪質な営業をしている場合も多く存在します。悪質な業者はWebサイト上に代表者や担当者の顔写真を載せているケースは少ないため、そのような悪質な業者を避けるためにも会社概要や代表者挨拶のページから、代表者の顔写真や担当者の顔写真が掲載されているかの確認は必須です。
また、代表者や担当者の顔を載せている会社は技術力やサービスの質に自身がある場合が多く、信頼出来る場合が多いです。 制作会社に依頼をする際には制作会社のWebサイト、またはSNSなどを確認して代表者や担当者の顔写真はあるかのチェックは怠らないようにしましょう。
6.訪問しての打ち合わせが可能なこと

昨今はZoomやSkypeをはじめ多くのオンラインミーティングツールがありますが、 直接訪問して打ち合わせをしてくれる業者さんを選ぶことは意外に重要です。
遠方の制作会社さんや、オンラインでのやり取りのみ対応している業者さんで出張訪問を対応してない会社さんで制作をした場合、多くの場合で業者の対応に不満が出ていることが判明してきております。
Webサイトを納品後にブログ更新の仕方がわからない、マニュアルを見ても操作方法がわからない、オンラインだと上手く制作会社に言いたいことを伝えられないといった不満からWebサイトが継続できないといった状況を多く見ております。 特にITに不慣れな方ほど近場の制作会社さんや、出張訪問してくれる制作会社に依頼をした方が良いでしょう。
またオンラインや電話だけの打ち合わせよりも対面で打ち合わせをした方が、細かいご要望やニーズに対応出来てその結果よりよいWebサイトが完成しやすいということもあります。 制作会社を選ぶ際には可能な限り訪問してくれる地元の業者さんに依頼を行うことをオススメです。
7.Web制作だけではなくデザイン業務もできること

Webサイト制作会社の選び方のポイントとしてWebサイト制作だけではなく企業ロゴを制作できたり、カタログの作成などのデザイン業務も行えるかもチェックポイントです。
Webサイトは単独のものと考えるのではなく他の施策も含めて総合的に考えていく必要があります。
特にWebサイトを制作しているうちに名刺を一新したい、企業ロゴを新規に作りたい、カタログも制作をしたいなどのご要望はが多くの場合で出てきます。その際Webサイト制作会社とデザイン業者を分けると、 業者間でのコミュニケーションコストに時間が掛かり、かつコストも必要以上にかかる場合も多いです。そのためWebサイト制作会社を検討する際にはデザイン業務も行えるかといった観点も追加すると、その後の追加のご依頼にもスムーズに対応出来る可能性が高くなります。
8.SNS導入などの提案も行ってくれること

SNS導入・活用などの提案など総合的にお客様のWebマーケティング施策を提案してくれるかもチェック対象です。
今はWebサイトだけではなく、Googleマイビジネスや各種SNSなども活用してWebマーケティング施策が重要な時代です。 Webサイト制作面以外でもお客様の役に立つ提案をしてくれる業者を選ぶことが、 お客様の企業価値を高めてくれる真のパートナーと言えるでしょう。
9.熱意を持って向き合ってくれる会社であること

Webサイト制作会社選びで最も重要なことは、制作会社の熱意といっても過言ではありません。担当者がやる気・熱意のない会社に依頼をしてもお客様が満足するWebサイトに仕上がることはないでしょう。
担当者と打ち合わせをしていく中で、熱意が感じられないような場合は依頼をしない方が懸命です。 逆に担当者のやる気があり、この人に任せても大丈夫と感じられたらWebサイト制作を依頼してもおそらく大丈夫です。
Webサイトはモノづくりでもあるため、最後は制作側が熱意を持って取り組むということが極めて大切です。 そのため依頼をする際には担当者・会社としての熱意があって向き合ってくれるかといった視点で検討をしてみてください。
10.ホームページ制作会社の選び方とは?まとめ

Webサイト制作会社はたくさん存在しますがしっかりと良い仕事をしてくれる本物の制作会社に依頼をすることが、成果の出るWebサイト作りには重要です。 Webサイト制作を依頼する前には、当記事の内容をぜひチェックしてみてください。